こはく さん (熟年カップル(名古屋))   

04月25日 9:18

おはようございます。

今朝


散歩で会った野良の三毛猫




名前はないのですが


私が勝手にミャーちゃんと名付けてます





ご近所さまの庭先をそっと歩き




鉛色の空の下



小さな背中は、少しばかり重そうに見えました





風が運ぶ草の香りに

微かに鼻をひくつかせても


憂鬱な気分は、雫のように、心に纏わり付いてる様子





「どこへ行こうかニャ」




声にならないため息が

喉の奥で震えてそう



騒がしい車の音

見慣れたはずの景色も

今日は、どこか遠い感じがしました




でもね



「ミャーちやん顔を上げてご覧よ

足元の小さな草花が
鮮やかな色を放ってますわよ」




塀の向こうから聞こえる

子供たちの笑い声は


憂鬱な心に

そっと光を灯してくれてませんか?





一歩



また一歩

歩みを進めるうちに


乾いた土の感触が

足の裏に心地よい刺激を与えたのか

見慣れない蝶が舞い降り


ひらひらと誘うように


新しい道が、貴女の目の前に開けるかも知れませんよ




風の囁きに耳を澄ませば


遠くに春の匂いがしませんか?



太陽の光が、雲間からほんの少し顔を出して


貴女の毛並みを

優しく照らしてるではありませんか♪




憂鬱な気分は

歩く速さで、少しずつ溶けて行ってるよう




今日も新しい発見

小さな喜びが、心を満たして行くでしょうね





ミャーちやん

ゆっくりと深呼吸をして



この世界の温かさをもう一度感じてみて下さいね






今日の夕焼け空の下



帰り道、貴女見つける頃には



きっと

貴女の心は軽くなっているはずだから



小さな冒険が


憂鬱な気分を洗い流し
明日への希望をそっと運んでくれるでしょうね♪



今日も頑張れミャーちやん♪