04月21日 7:00
ちょっと足を伸ばし て♪
朝からバタバタしていましたが
用事もひと通り終わり
これからひと息いれます

月曜日の朝は
キリリと苦味の効いた
濃いめの珈琲がやっぱりピッタリです

週末に行ってきました

今回はちょっと足を伸ばして
京都の細美美術館の
『伊藤若冲と江戸絵画』
を、見に行ってきました

こちらでは江戸を代表する絵師
伊藤若冲の初期作と晩年作が見れます◎
展示室に入ると
若冲の作品に沢山登場する鶏の絵が
屏風に表情豊かに描きあげられていました

この鶏は目をまん丸にして
びっくりした様な表情をしています

実際、お庭で数十羽の鶏を飼い
トサカや足の細かい部分や
アクロバティックなポーズや
ユーモラスな表情を描いたみたいです

こちらの屏風に出てきたボタンに
紙の特性を活かして
墨を順番に重ねていくと出来る
白い筋を残していく
若冲の独特の水墨表現の
筋目描きか施されているのか分かります◎
一匹のアブをつがいの鶏が
ジーッと見ている様子ですが
こちらの鶏の羽にも
筋目描きが使われていますね
この技法を屈指して
鶏のフワフワの感じや
花弁の重なり、魚のウロコなど
独特のタッチで描いてあります

こちらはヘチマに沢山の昆虫が
群がっていますね

この中には昆虫の他に
カエルやカタツムリなどを含め
11種類の生き物が描かれていて
全部探し出すのは結構大変

細かいところまで丁寧に描いてある様は
若冲の自然への強い興味や
愛着をとっても感じとれました

他にも江戸時代の同時期に活躍した
中村芳中や円山応挙
俵屋宗達や若冲の弟子の若演の作品も
沢山展示してあり
それぞれ個性的な表現がとっても面白く
あっという間の2時間でした

今週もよろしくお願いいたします
